横須賀市立総合医療センターは2025年3月1日に開院した。
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所在地:神奈川県横須賀市神明町1-8
開院日:2025年3月1日
病床数:450床(急性期 438、ICU 12)
現状況:開院済み
診療科:34科
内科/腎臓内科/血液内科/糖尿病・内分泌・代謝内科/精神科/脳神経内科/呼吸器内科/消化器内科/循環器内科/小児科/外科/整形外科/脊椎・脊髄外科/形成外科/脳神経外科/呼吸器外科/心臓血管外科/小児外科/皮膚科/泌尿器科/産科・婦人科/耳鼻いんこう科/眼科/放射線科/高精度放射線治療センター/麻酔科/リウマチ科/リハビリテーション科/救急科(救急総合診療部)/集中治療部/病理診断科/総合診療科(総合診療センター)/歯科/歯科口腔外科
横須賀市立総合医療センターは2025年3月1日に開院した。新病院は「横須賀市立うわまち病院」の移転新築による建て替えにあたる。
診療科はうわまち病院の28科から血液内科やアレルギー科などが追加して34科とし、病床数は33床増え450床とした。
新病院の概要
新病院の基本方針
- 1.24時間365日いつでも救急医療を提供できる病院
- 救急外来と放射線診療部門を隣接配置するとともに、手術部門、ICU(集中治療室)、EICU(救急集中治療室)、HCU(高度治療室)、SCU(脳卒中集中治療室)、血管造影室を救急外来上部の3階に集約配置し、高度救命医療機能を集約化します。
- 心臓や脳などの血管内治療を行うハイブリッド手術、ロボット支援手術、バイオクリーンルーム、日帰り手術室など、多様な機能を有する手術室を10室設けます。また、ICUを12床設けます。
- 救急患者さんの迅速な搬送に対応するため、周辺環境に配慮しつつ、ドクターヘリの離着陸が円滑に行えるよう、建物の屋上階にへリポートを計画します。
- 2.災害に強い安心で安全な病院
- 病院本棟は、震度6強から7の地震が発生した後にも診療を継続できるよう、免震構造とします。
- リニアック棟は、震度6強から7の地震が発生した後にも十分な機能が確保できる構造とします。
- 津波、豪雨の発生に備え、想定される浸水域以上の地盤高さにするため、最大1.2m程度の盛土を行います。
- 各種災害が発生した際にも医療を継続可能とするため、3日分以上の水、7日分以上の医療ガス、3日間非常用発電機が運転可能な量の燃料を備蓄します。また災害時の食料や医薬品を確保するため、建物内に災害備蓄倉庫を整備します。
- 3.患者にとって分かりやすく、信頼される、明るい病院
- 誰もが使いやすいユニバーサルデザインの考え方に基づき計画しています。
- 外来を2階に集約し、エントランスホールからエスカレーターで直接アクセスできる計画としています。
- ホスピタルモールに全ての外来受付が面する計画とし、利用者にとって便利で分かりやすい配置とします。
- 4.職員にとって働きやすい病院
- 関連する部門の近接性やつながりに配慮した部門配置とします。
- 不特定多数の人々が利用する施設であることから、外部出入口、共用部廊下及び病棟階エレベーターホールなどに監視カメラを設置し、防災センターで一元管理することにより、安全(避難誘導支援)と安心(防犯)を確保する計画とします。
- 5.将来の変化に柔軟に対応できる病院
- 病室の個室化を想定し、一部の床に段差を付け、ユニットシャワーやトイレなどの設置ができるようにしています。
- 病棟廊下幅は有効2.7mを確保し、病棟種別の変化に改修することなく対応が可能としています。
- 特殊な診察室を除き、同じ大きさ、使い勝手とし、将来アドレスフリーの診察室として使えるようにしています。
- ICT・IoT・AIなどを導入しやすい環境を整備することを目的に、天井・壁内に十分なインターネット用の予備配管・配線を用意し、拡張性を持たせます。
- 6.ライフサイクルコストに配慮した病院
- シンプルな建物形状によりイニシャル(建設)コストを縮減し、建物の断熱性能の向上により空調にかかる費用を縮減し、高効率機器や節水型器具の採用などによりランニング(維持・運用)コストの縮減を図ります。
- 横須賀市公共施設保全計画では建物の目標耐用年数を70年としています。新病院ではコンクリートの耐用年数を約100年とし、建物をより長く使用できるようにしています。
新病院の施設概要
1~3階が外来・中央診療機能、4~6階が病棟の構成で、一般病棟はH型。6階病棟は回復期リハビリテーション病棟と感染症病棟が入る。
写真は北東の駐車場から見た建物の妻面。1階にエントランスと売店、2階に外来があるが、ガラス面の少ないローコスト感を全面に出したデザインとしている。
屋上にはレストランが入る。
- 敷地面積:19,876.24m2
- 構造規模:S造一部RC造(免震構造)、7F/PH1F、高さ34.15m
- 建築面積:7,909.22m2
- 延床面積:38,265.18m2
- 駐車台数:185台
- 付帯施設:屋上ヘリポート
新病院のスケジュール
- 基本計画:2019年 4月~2020年 3月
- 基本設計:2020年 4月~2020年11月
- DB発注:2020年10月~2021年 3月
- 実施設計:2021年 4月~2022年 2月
- 行政手続:2022年 3月~2022年12月
- 準備解体:2022年 3月~2023年 1月
- 建設工事:2023年 2月~2024年11月
- 病院開院:2025年 3月 1日
新病院の関係事業者
発注方式は実施設計と施工を一体で発注する総合評価一般競争入札(DB)で行われた。
- 基本計画:病院システム
- 基本設計:山下設計
- 実施設計:大成・堀・宇内特定建設JV
- 施工会社:大成・堀・宇内特定建設JV
- 工事監理:日建CM
- 開院支援:医療開発研究所(開院支援)
- CM会社:日建CM
新病院情報の参考元
参考サイト:
横須賀市HP 市立総合医療センター建設(市立うわまち病院の移転建替え)の経緯について
画像引用元:
横須賀市立総合医療センターHP(部門一覧>総合リハビリテーションセンター)より
関東地方
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新病院の職員募集・求人情報
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