寒河江市立病院と県立河北病院の統合病院となる新病院の基本構想案がまとまった。候補地は現県立病院地内を含む7か所。
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開院予定地:検討中(地図表示は既存市立病院)
開院予定日:2031年
許可病床数:140~155床
進捗の状況:構想中
標榜診療科:全16科
内科/脳神経内科/疼痛緩和内科/小児科/外科/整形外科/脳神経外科/皮膚科/泌尿器科/産婦人科/眼科/耳鼻咽喉科/リハビリテーション科/放射線科/麻酔科/救急科
統合病院の構想
寒河江市立病院と県立河北病院の統合病院の基本構想案がまとまった。
これまで、西村山地域(寒河江市、河北町、西川町、朝日町、大江町)の医療提供体制について「山形県立河北病院及び寒河江市立病院の統合再編・新病院整備に関する協議会」にて協議してきており、2024年12月26日の協議会にて基本構想案を決定した。
西村山地域の急性期は県立河北病院と寒河江市立病院の2院のみ。2病院と統合して西村山地域の医療提供体制を再編整備する。
移転新築する候補地は下記の7か所から今後、選定することとなる。
- 寒河江市立 陵南中学校(統合による跡地)
- 寒河江市立 陵東中学校(統合による跡地)
- 寒河江市立 陵西中学校(統合による跡地)
- 寒河江市ほなみ団地 隣接民有地
- 寒河江市中央工業団地 隣接民有地
- 寒河江市立病院 現地内
- 県立河北病院 現地内(河北町)
候補地の選定は2025年度内に決定す予定。寒河江市長選によって市内病院整備を主張した齋藤氏の当選よって、寒河江市となる可能性が高い。
病床数は寒河江市立病院と県立河北病院の合計病床数234床から削減し、140床~155床程度としている。
新病院の概要
新病院の基本方針
- 患者の権利と意思を尊重し、患者と共に“病”に向き合い、安全で質の高い医療を提供します。
- 常に専門的な技術や知識の研鑽に努め、患者に寄り添った医療やケアを提供できる人材を育成します。
- 住み慣れた地域での暮らしを支えられるよう、医療・福祉・行政関係者と積極的に連携・協力します。
- 働きやすく、職員が誇りとやりがいを持てる職場環境をつくります。
- 地域で求められる医療を提供し続けられるよう、健全な経営に努めます
新病院の役割
- 身近で頼りになる地域密着型病院
幅広い診療分野や入院治療・一定の手術対応など多機能を備え、地域で必要な医療を提供する - 西村山地域の救急医療を支える柱
地域で診るべき患者はしっかりと対応し、重症・重篤患者は三次救急医療に速やかに繋ぐ - 地域包括ケアシステムの中核病院
介護施設や住まいとの間の入退院、在宅療養を支え、住み慣れた地域での高齢者とその家族の暮らしを守る - 回復期の医療が必要な地域住民の受け皿
地域外の医療機関で急性期の治療を終えた患者にリハビリ・ケアを提供し、地域内への速やかな受入れを促す
新病院のスケジュール他
基本計画:2025年~
基本設計:2026年~
実施設計:2027年~
建設工事:2028年~
病院開院:2031年
想定延床面積は約12,580m2で、事業費は110~123億としている。
参考サイト:山形県HP
山形県立河北病院及び寒河江市立病院の統合再編・新病院整備に関する協議会
画像引用元:上記(基本構想(案))より
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