明石市立市民病院の移転候補地は「兵庫県立がんセンター 」建替え後の跡地。
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開院予定地:兵庫県明石市北王子町13-70(県立がんセンター跡地)
開院予定日:2035年頃
予定病床数:現稼働病床数327床(高度急性期 6、急性期 241、地域包括ケア 50、回復期リハ 30)
進捗の状況:基本方針策定中
標榜診療科:現 診療科目
総合内科/血液内科/腎臓内科/糖尿病内科/リウマチ・膠原病内科/健診科/循環器内科/脳神経内科/消化器内科/心療内科・精神科/小児科/外科/一般外科・乳腺外科/整形外科/脳神経外科/皮膚科/泌尿器科/産婦人科/眼科/耳鼻咽喉科/リハビリテーション科/放射線科/麻酔科/病理診断科/救急診療科
地方独立行政法人 明石市立市民病院は「兵庫県立がんセンター 」建替え後の跡地を移転候補地として兵庫県と協議を行う。
現病院の概要
既存の明石市立市民病院は、築34年が 経過し、画像のように建物及び各種設備の老朽化への対応が必要となっている。
新病院の概要
新病院では 公立病院として、災害やパンデミックなどの新興または再興感染症発生時においても、市内の医療提供体制を維持できるよう、平時より地域医療の中核病院として、救急・急性期医療を担 うとともに、災害や感染症対応の機能強化につながる 体制構築を目指し 、ハード ・ ソフト両面において体制整備を図る。
新病院で強化する診療機能領域
- 災害医療
- 市が指定する災害対応病院として、他の医療機関で対処できない傷病者の受入や医薬品の提供等を行えるよう、大規模災害時に医療機能を維持できる体制等を整備する。
- 平時より、行政や他の医療機関と連携し、大規模災害等を想定した訓練を行うなど、地域全体の対応力向上に取り組む。
- 感染症医療
- 新型コロナウイルス感染症での経験を活かし、通常医療から感染症対応へ柔軟な転用が可能な体制等を整備する。
- 感染症指定医療機関との連携を強化するとともに、市内医療機関の感染症医療の対応力向上に取り組む。
- 救急医療
- 総合的なチーム医療の実践と、地域の医療機関との連携により、市内での二次救急医療の完結率向上を目指す。
- 小児医療
- 重度の疾患や希少な疾患は県立こども病院等の三次医療機関と連携した対応の充実を図る。
- 入院医療を担当する二次医療機関として、他の医療機関と連携し、市内の救急完結率の向上に努める。
- 重症心身障害児や医療的ケア児について、レスパイト入院や急変時の対応など、市と連携し、積極的な支援に取り組む。
- 循環器系疾患
- 地域医療機関との連携のもと、併存疾患等のある高齢者の増加に対応するため、チーム医療の実践により総合的な診療機能の向上を図る。
- その他の疾患
- 地域の医療機関で対応が難しい疾患、併存疾患として多い糖尿病、高齢化に伴い増加する認知症や骨折等の医療ニーズに対応しながら、総合医療の質の向上を図る。
新病院のスケジュール
2025年4月の基本方針では各フェーズの具体的スケジュールは示されなかったが、開院までは概ね10年を要するとされているため、開院は2035年頃と見込まれる。
- 基本方針:2025年4月 素案策定
- 病院開院:2035年頃
新病院情報の参考元
参考サイト・画像引用元:
明石市HP 地方独立行政法人明石市立市民病院の再整備に係る基本方針(素案)
関西地方
滋賀 / 京都 / 大阪 / 兵庫 / 奈良 / 和歌山
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