山形県立新庄病院

山形県立新庄病院
投稿日:2024年12月31日 | 最終更新日:2024年12月31日

山形県立新庄病院は2023年10月1日に移転開院済み。ヘリポートを備えた地域救命救急センターを整備。

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開院予定地:山形県新庄市金沢720ー1
開院予定日:2023年10月1日(開院済)
許可病床数:325床(一般261、地域包括50、救急10、感染4)
進捗の状況:開院済
標榜診療科:計28科
内科/消化器内科/循環器内科/呼吸器内科/血液内科/腫瘍内科/腎臓内科/糖尿病・内分泌内科/脳神経内科/緩和ケア内科/小児科/外科/乳腺外科/整形外科/形成外科/脳神経外科/皮膚科/泌尿器科/産婦人科/眼科/耳鼻咽喉科/放射線科/麻酔科/救急科/精神科・心療内科/歯科/リハビリテーション科/総合診療科(院内標榜)

旧病院の概要

山形県立新庄病院の前身は1945年創立の新庄町立病院。1952年に県に移管され、翌年に同市若葉町に建設された。

新病院の概要

山形県新庄市の県立新庄病院は市内に移転新築し、2023年10月1日に開院した。
山形県最上地域 8市町村の唯一の基幹病院として自治体や保健所と連携し、入院から退院、在宅までの医療、健康両面で患者らの支援を強化する。

新病院では以下の整備を行った。

  • 地域ニーズに応じた医療や高度・専門医療を提供する役割を充実。
  • 患者の療養環境に配慮した建物構成。
  • ヘリポートを備えた地域救命救急センターの設置。
  • 災害拠点病院の機能を強化。
  • 総合患者サポートセンターを新設、保健所と医療・介護・福祉で連携。
  • こども医療療育センター等と連携して障がい児リハビリテーションを実施。
  • 敷地内薬局、院内保育所の整備

病床数は、地域救命救急センターの10床や感染症病床4床などを含む325床。病室は自然光を十分に採り入れることができるよう窓を大きくし、ベッドで横になったまま屋外の景色を眺められる高さに設計された。

診療科は旧病院の21科に、腎臓内科や糖尿病・内分泌内科、緩和ケア内科などの7科が新たに加わえ計28科とした。

総合患者サポートセンターでは最上地域の市町村や最上保健所との連携で入退院支援やがん相談、介護・福祉サービスの相談に応じている。

主な指定
・身体障害者福祉法指定医の配置されている医療機関
・結核指定医療機関
・原子爆弾被害者一般疾病医療取扱医療機関
・感染症指定医療機関(特定・第一種・第二種)
・災害拠点病院
・へき地医療拠点病院
・がん診療連携拠点病院

敷地面積:55,582㎡
建物規模:
病院棟:RC一部S造 地上6階 塔屋1階(基礎免震構造)
エネルギーセンター棟:S造 地上2階 地下1階
延床面積:28,166m2(病院:25,826m2)
駐車場 :約850台
総事業費:約200億円

ウッドデザイン賞受賞
地域の風景である豊かな山並みと調和する写真のような水平デザインを基調とし、共用部は県産木材を多用し、温かみと親しみの感じられる設えとした。また豪雪地特有の気候条件の中、キャノピー等において、この地域に求められる機能をデザインとして実現した。 LVL(単板積層材)を意匠デザインの素材として活用。

新病院のスケジュール他

造成工事:2021年完了
建設工事:2023年3月
開院準備:2023年9月まで
移転開院:2023年10月1日

設計会社:佐藤総合計画・鈴木建築設計・総合設備計画 設計JV
施工会社:安藤ハザマ・大場組・高木特定建設JV

参考サイト:真室川町HP 山形県立新庄病院だより わかば 令和5年10月他
画像引用元: ウッドデザイン賞 受賞作品データベース( 山形県立新庄病院 [2228])より

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