沖縄県立中部病院

沖縄県立中部病院 配置
投稿日:2025年5月13日 | 最終更新日:2025年5月13日

沖縄県立中部病院は基本構想で現地建て替えを最適として取りまとめた。

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開院予定地:沖縄県うるま市宮里281
開院予定日:未定
許可病床数:643床程度
進捗の状況:基本計画発注準備中


沖縄県立中部病院は2024年9月公表の基本構想で現地建て替えを最適とした。

画像は現況病院の築年数を示しており、1981年に建設した南病棟が最も古く耐震化の対応が急がれている。基本構想では移転新築よりも現地建て替えの方が、より早くこの南病棟の耐震対応が可能として現地建て替えを最適と結論づけた。

ただ、画像のような狭隘な敷地の中で南病棟を先行した順次建て替えが可能かは、建て替え手順は示されておらず不明であり手順の詳細検討によっては移転新築案が再浮上する可能性がある。

予定では基本構想を受けた課題・与条件の整理として基本調査「県立中部病院整備基本計画事前基礎調査業務委託」(履行期限:2025年3月)が完了しており、現在は基本計画の発注準備中と見込まれる。

現病院の課題

既存病院では以下の建物の機能的課題を抱えている。

拡張性:
延床面積35,609 m2、1床あたり面積63.7 ㎡で、近年整備された同規模同機能の公立病院より36.1 m2小さく、拡張余力がない。
感染対策:
診療機能が分棟していること及び動線分離ができていないことが感染対策上の課題となっており、新興感染症に備えた体制整備が必要である。
災害対策:
県内唯一の基幹災害拠点病院としての医療提供体制が十分ではない。
職員駐車場:
病院敷地内に職員駐車場がない。
本館設備:
狭隘化に加え、築20 年以上が経過し、設備の老朽化が課題であるが、一部設備の更新にあたっては、診療への影響が見込まれる。

新病院の概要

新病院の基本構想

基本構想では必要病床数は643床とした。

規模の試算では
現行の599床であれば 57,700 m2(103.2 m2/床)
将来の643床のときは 66,500 m2(103.4 m2/床)
が適正としている。

新病院のスケジュール他

2025年4月のところ具体的な開院目標などは示されていない。
また、直近の基本計画、基本設計の時期も未定であるが、基本調査の業務履行期限を過ぎており、次のステップに向けた発表があるものと見込まれる。

  • 構想CM:2022年7月~2022年12月
  • 基本構想:2023年5月~2024年 3月
  • 基本調査:2024年9月~2025年 3月

新病院の関係事業者

  • 構想CM:シップヘルスケアリサーチ&コンサルティング
  • 基本構想:シップヘルスケアリサーチ&コンサルティング
  • 基本調査:シップヘルスケアリサーチ&コンサルティング

新病院情報の参考元

参考サイト・画像引用元:
沖縄県HP 県立中部病院将来構想
画像引用元:
県立中部病院将来構想【図表2-1-5】県立中部病院の各施設建設年一覧)より

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