神栖済生会病院の新病棟増築計画は病院から市へ2024年度内をめどに新たな今後の方針をまとめる意向を示す予定。
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開院予定地：茨城県神栖市知手中央7丁目2番地45号
開院予定日：2025年
許可病床数：350床程度
進捗の状況：事業方針見直し中
現 社会福祉法人恩賜財団済生会 神栖済生会病院は、小児、整形外科、消化器がん診療などをはじめとする急性期医療、救急医療の拠点病院としての機能を担っている。
2018年に鹿島労災病院との再編統合の協定書の調印等を踏まえて、新病院は350床程度、急性期医療機能、災害拠点病院機能などの更なる拡充を図っていくこととしていた。
鹿島労災病院との統合再編によって新病棟の増築と既存病院の改築の計画を進め、増築の基本設計を2022年5月にまとめたが、事業費の増大等により同年8月に実施設計や建設工事を当面見合わせることとしてる。
新病院の当初計画概要
当初は2022年10月ごろ済生会本部の施設運営委員会や理事会、評議員会の承認などを経て、実施設計に着手。2023年夏ごろに工事を発注し、18か月程度の工期を経て2025年夏頃の開院を目標としていた。
整備事業のうち、１期目では病床数を50床程度増床するほか、手術室や感染症病棟を整備する計画。2期目については１期目の状況を踏まえながら決定する方針としていた。
1期目の工事内容
新築建物：RC造 3F 延床面積7,500m2以下
既存改修：RC造 B1/4F 延床面積11,182.69m2
その他：外構等
2期目の工事内容
既存施設の改修増床
HCU：10床、一般病棟：191床、地域包括ケア：60床に増床
外来は産科の再開や歯科口腔外科の開設
新病院のスケジュール他
- 2016年：鹿島労災病院と神栖済生会病院の今後のあり方検討結果報告書のとりまとめ
- 2017年：再編統合に係る4者での基本合意書の締結
- 2018年：基本合意書に関する4者での協定書の締結、厚労省 病床再編の同意
- 2019年：再編統合、済生会土合クリニック開院
- 2021年：新病院整備基本計画の策定
- 2022年：新病院整備基本設計の策定、実施設計の見合わせ
- 2025年：新たな今後の方針のとりまとめ
- 時期未定：ファーストステップ235床程度の整備
- 時期未定：セカンドステップ350床程度の整備
基本計画：システム環境研究所
医器支援：システム環境研究所
基本設計：内藤建築事務所
参考サイト：日本工業経済新聞 【神栖市】25年夏ごろ開院目指す10月以降実施設計／感染症病棟など増築
画像引用元：茨城県 平成30年度第１回都道府県医療政策研修会 資料（茨城県における地域医療構想の進捗について)より
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