たまの病院

たまの病院
投稿日:2024年12月2日 | 最終更新日:2025年1月12日

たまの病院は2025年1月1日に移転し、6日に新病院での診療を開始した。

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所在地:岡山県玉野市宇野2丁目1番20号
開院日:2025年1月1日(診療は1月6日から)
病床数:190床(一般・地域包括ケア50、回復期リハ50、療養50、障害者40)
現状況:開院済み
診療科:13科
内科/外科/整形外科/小児科/眼科/泌尿器科/婦人科/耳鼻咽喉科/脳神経内科/麻酔科/放射線科/リハビリテーション科/歯科

地方独立行政法人玉野医療センターたまの病院は2024年12月1日に完成式典を行い、2025年1月1日に開院した。診療開始は1月6日から。

新病院の経緯

地域の中核病院の存続に向け、玉野市と、三井病院を運営する現三井E&S(東京)が2019年9月に、経営統合と新たな地方独立行政法人の設立で基本合意し、玉野医療センターが20214月に発足した。

「たまの病院」は、地方独立行政法人玉野医療センターが運営する「玉野市民病院」と「玉野三井病院」の統合新病院で玉野市民病院の北側近接地(旧玉野総合文化センター跡地)に移転新築で計画された。

統合前の2つの病院には、合わせて約300の病床があったが、今後の需要などを見据えて病床を190に減少した。

新病院の基本的な考え方

2023年3月に示された新病院の基本的な考え方は以下の5点

  1. 地域の中核病院として、急性期から慢性期、予防医療まで全ての健康のトータルマネジメントを提供します。
  2. 病める方の権利と意思を尊重した、安心・安全な医療を行います。
  3. 地域との医療連携を深め、暮らしに密着した信頼される医療づくりに貢献します。
  4. 優れた医療従事者の人材育成に努め、医療の質の向上をめざします。
  5. 健全で自立した病院経営を行います。

新病院の特徴

■多様な入院機能
地域急性期から回復期、慢性期まで190床

■診療科の統合
2病院の診療科が継続された全13科

■外来部門の集約
主な診療科・検査部門を1階に集約し、ワンフロア外来とすることで、受診時の移動負担を軽減

■救急医療の充実
救急応需率アップを目指す。平日日中は玉野市消防本部の救急隊が配備

■手術体制の強化
人工関節手術支援ロボット新規導入

■健診・ドックの充実
健診専用スペースの拡充

■在宅医療の充実
2病院で力を入れている機能を集約

■回復期リハビリテーション
回復期リハ病棟を50床に拡大し、365日稼働

■感染症対策
感染症患者入口の分離、感染症患者の入院受入

 

新病院のスケジュール他

2021年4月~:基本設計
2022年5月~:実施設計
2023年2月~:建設工事(22ヶ月)
2025年1月~:病院開院、新病院運用

 

新病院の建築概要

リハビリ部門と回復期リハビリテーション病棟、手術部門と一般急性期・地域包括ケア病棟を各同一フロアとするなど、多様な病棟種別に対して的確な階層構成となっている。画像の左手の建物2階の屋上はリハビリの屋外庭園となっている。

  • 建築面積: 3,746.45m2
  • 延床面積:13,832.65m2
  • 構造規模:地上6階、棟屋1階、柱RC、梁S造
  • 建物高さ:28.10m

支援業務:アイテック
基本計画:久米・宮﨑・山陽設計JV
設計会社:久米・宮﨑・山陽設計JV
工事発注方式はECI方式
施工会社:戸田建設(株)・(株)荒木組・玉野土建(株)建設工事JV
CM会社:認定NPO法人 健康都市活動支援機構

参考サイト
玉野医療センターHP(たまの病院(旧))
玉野医療センターHP(たまの病院)(新)より

画像引用元
玉野医療センターHP(たまの病院)(新)より

中国地方
鳥取 / 島根 / 岡山 / 広島 / 山口

2024年12月1日現在、玉野医療センターでは、以下の職種を募集中。

  • 言語聴覚士(令和7年度4月採用予定)
  • 薬剤師(令和7年度採用予定及び令和6年度中途採用)
  • 看護師(令和7年度採用予定)
  • 看護補助者(令和6年度中途採用)
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