投稿日:2024年9月17日 | 最終更新日:2025年1月5日
青森県立中央病院と青森市民病院の統合新病院は757床規模となる見通し。
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開院予定地:青森県青森市大字浜田字豊田地内
開院予定日:2032年10月
許可病床数:757床(一般677、救命救急/ICU 40、総合周産期33、被ばく傷病者対応1、1種感染2、2種感染4)
進捗の状況:基本計画中
青森統合新病院(仮)は青森県立中央病院と青森市民病院の統合新病院。
いくつかの候補地の中、大規模災害時の基幹災害拠点病院としての立地を最優先させて青森県営スケート場・盛運輸アリーナ周辺一帯に決定済み。
第7回青森市統合新病院整備場所等検討会議の資料を見る限り、周辺一帯とは県営スケート場と盛運輸アリーナおよび公園を解体撤去する意味のようです。
新病院の役割と概要
新病院は、「青森地域保健医療圏における中核病院」、「県全域を対象とした高度、専門、政策医療の拠点病院」としての役割を継承するとともに、医療機能・サービスの更なる充実、地域の医療機関等への支援、医療従事者の人材確保・育成などにより、良質で質の高い医療を提供。県立・市立病院としての役割・責務を引き継ぎ、青森地域保健医療圏はもとより、県全域の地域医療を積極的に支援する。
経営形態を自律的・弾力的かつ着実な運営が期待される企業団又は地方独立行政法人(非公務員型)のいずれかとする方針のため、公立ではなく民間病院となる可能性があります。
地域における二次、三次救急の中核的な医療機関として救急医療提供体制を強化。新型コロナウイルス感染症、新興感染症対策の中核的な病院として感染対応の転用スペース等を含めた感染症対応病床の増強、対応設備等の整備及び専門スタッフ等の確保で機能・体制を充実・強化。
新病院の規模は、これまで一般800~900床の他、感染症病床や精神・身体合併症患者対応病床等を検討中としていたが、2024年11月12日の有識者会議で公表された基本計画案で、病床を一般と感染症あわせて757床整備内訳は一般病床 677床、救命救急/ICU 40床、総合周産期母子医療センター 33床、被ばく傷病者対応病床1床、第一種感染症病床 2床、第二種感染症病床 4床。
外来診療では救急患者を除いて1日あたり1630人~1720人程度の患者を想定。
新病院のスケジュール他
青森県立中央病院と青森市民病院の統合新病院は2030年3月の開院予定が2032年10月に送れる見通し。
計画地決定を受け、早ければ年内、遅くとも年度内(2025年3月末)には基本構想・計画を策定するとしている。
経営計画:メディカル・データ・ビジョン株式会社(経営計画策定支援業務)
整備支援:システム環境研究所(検討支援等業務)
基本計画:日建設計(基本構想・基本計画アドバイザリー)
参考サイト:青森市民病院HP
画像引用元:青森市民病院HP第7回青森市統合新病院整備場所等検討会議資料(https://www.city.aomori.aomori.jp/byoin-somu/documents/04_kentou7_shiryo01.pdf)より
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