済生会兵庫県病院

済生会兵庫県病院
投稿日:2024年11月3日 | 最終更新日:2024年12月16日

済生会兵庫県病院と三田市民病院との統合病院の基本計画公表は2025年2月に延期

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開院予定地:神戸市北区長尾町宅原
開院予定日:2028年度中
許可病床数:400~450 床
進捗の状況:基本計画中


新病院の統合経緯

済生会兵庫県病院と三田市民病院は人口減少、少子高齢化の進展、医師の継続的な確保への懸念、築30年を経過した現病院の建て替えなど様々な課題について整理し、将来の方向性を検討し、地域医療を守るため、神戸市の協力を得ながら、統合を目指すことを決定した。

新病院を建設して、当該地域の急性期医療の充実を目指すことで三田市・済生会・神戸市の三者合意を公表したのが、2022年6月。

2023年4月から基本理念、各部門検討を行い、年度内に設計与条件を取りまとめる予定であったが、同年7月に神戸市移転統合の白紙撤回を公約した新市長が選出され、8月議会にて白紙撤回を正式に表明したことにより、計画は頓挫。

その後、12月三田市議会定例会によって、市長が計画再開を表明し、統合計画が改めて推進されるようになった。

現状、当初の2028年度開院の予定を変更する公式発表はないが、一時白紙による影響により開院時期の大幅な遅れが見込まれる。

新病院の概要

三田市民病院との統合病院ではあるが、建設地は画像の通り三田市民病院と済生会兵庫県病院のほぼ中間の神戸市北区への移転新築。

新病院は市民病院としてだけなく、兵庫県北神・三田地域の急性期医療を担う公設民営病院となる。

三田市、三田市民病院、済生会、神戸市4者の役割は以下の通り

  • 新病院設置者:三田市、三田市民病院
  • 新病院運営者:済生会兵庫県病院(指定管理方式)
  • 用地確保財政支援:神戸市

新病院の名称は未決定。

新病院のスケジュール

三田市の移転統合白紙撤回によって少なくとも半年の遅れが見込まれるが、当初の予定は以下の通り。

  • 2023年度:設計与条件整理
  • 2024年度:用地調査・確保、基本計画
  • 2025年度:設計業務
  • 2026年度:建設工事着手
  • 2028年度:統合新病院 開院

基本計画業務の契約工期は完了しているが、公表はまだない。


基本計画:シップヘルスケアリサーチ&コンサルティング
CM会社:プラスPM

参考サイト:済生会兵庫県病院HP「三田市民病院との統合について
画像引用元:済生会兵庫県病院 広報誌(「なでしこ」vol73)より

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