四国中央病院(三島医療センター統合 新中核病院)

四国中央病院(三島医療センター統合 新中核病院)
投稿日:2024年12月13日 | 最終更新日:2025年1月2日

四国中央病院と三島医療センターを統合して移転新築する中核病院計画は一時中断

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開院予定地:愛媛県四国中央市中之庄町1684-2
開院予定日:2028年
許可病床数:224床
(一般 132、産婦人科 15、HCU 8、感染 4、地域包括ケア 52(含 緩和ケア 5)、人間ドック 13)
進捗の状況:設計中

公立学校共済組合は、四国中央病院と三島医療センターを統合して移転新築する中核病院の計画を一時中断すると発表した。

必要な病床数や収支計画などの見直しを行い、2028年の開院予定は変更しないとしているが、四国中央市長は、資金と人員が不足し、間違いなく遅れるとの認識を示している。

新病院 基本計画の概要

中核病院の基本計画が策定された際、四国中央市から以下の概要が発表がされた。

重症化患者への対応強化と中核病院としての機能強化

新病院は、感染症病床、地域包括ケア病棟、緩和ケア病床の新設のほか、HCU(高度治療室)や手術室の増設など重症患者への対応強化を図る。

救急告示病院や災害拠点病院などの役割を担い、外来・診療部門などの機能強化を図り、災害時においても3日間の医療提供体制を充足できる環境を整備する。

 

病床面積の十分な確保と療養環境の向上

療養環境の向上を図るため、現病院より全体面積、1床当たりの病室面積を広げる。

病室・分娩室・回復室が一体となったLDR室整備による周産期医療を引き続き行い、新興感染症へ対応できる病棟計画とする。

 

新病院のスケジュール他

基本構想時の事業工程は下記の通り

  • 基本構想:2020年 4月~2021年 1月
  • 基本計画:2022年 4月~2022年 9月
  • 基本設計:2023年 2月~2023年11月
  • 実施設計:2023年12月~2024年11月
  • 病院建設:2025年 5月~2028年 2月
  • 開院準備:2028年 1月~2028年 5月
  • 病院開院:2028年 6月

現状は2023年2月から基本設計であったが、新病院の基本・実施設計を担う設計者を特定したのは2024年3月。選定方式は設計施工者を総合評価で選定するDB方式。画像は特定者による総合評価方式での提案。


基本計画:プラスPM
設計施工:清水建設・伊藤喜三郎建築研究所JV
(設計会社:伊藤喜三郎建築研究所)
(施工会社:清水建設)

参考サイト:
四国中央病院HP 新中核病院の基本構想について
四国中央市HP 公立学校共済組合 四国中央病院 移転・新築
画像引用元:
公立学校共済組合HP 公立学校共済組合新四国中核病院整備事業 設計施工一括発注方式による一般競争入札(総合評価落札方式)結果についてより

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