松本市立病院は実施設計会社を入札で特定。基本設計を行った会社と異なる会社で詳細設計を推進。
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開院予定地:長野県松本市波田4417-178
開院予定日:2028年3月
許可病床数:180床(内、感染6)
進捗の状況:実施設計中
新病院 計画の経緯
2018年3月に基本計画を策定したものの、病院の経営が悪化し計画は一旦白紙に。そのまま赤字経営が続いたことから2020年2月には建設計画を保留することとなった。
その後、経営が改善したこと、コロナ禍で当該病院の必要性が再認識されたことから、同年6月に建設事業の再開を決定。既存病院と同等規模の215床にて計画を推進。
2022年3月に改めて建設基本計画策定した際には規模を縮小して199床とした。産科については分娩機能の取りやめの方向であったが、最終的な計画は病床数は180床まで縮小、産科の分娩機能は維持とした。構造形式は免震構造から耐震構造に変更した。
新病院の概要
松本西部地域の唯一の病院として一般急性期の機能を持つ。また、松本市唯一の公立病院として、周産期医療、へき地医療、予防医療の役割を担う。
新病院は移転新築ではあるが、現病院の近接地である波田中央運動広場を建設地とし、隣接する波田駅の駅前広場との一体的な整備を図る。
新病院の特徴
現病院の個室率13%であるが、新病院では大幅に個室の割合を増やし、個室率50%とした。これにより感染対策、効率的なベッドコンロールを実現する。
病棟は画像のような井形病棟で患者・スタッフの動線短縮を図った。病棟は感染病床6床の他、一般急性期、回復期リハビリテーション、地域包括ケアの病床を予定。
新病院のスケジュール
2023年11月末:基本設計完了
2024年10月~:実施設計
2025年 8月末:実施設計完了
2026年 1月~:建設工事
2028年 3月~:新病院開院
設計会社(基本設計):横河・カミムラ設計JV
設計会社(実施設計):石本・アーキディアックJV
参考サイト・画像引用元:
松本市立病院HP「新しい松本市立病院の基本設計が完了しました。」)より
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